2025年4月、東京都大田区にある大学で、ガイダンス時に配られた仕出し弁当が原因とみられる集団食中毒が発生しました。
SNSや知恵袋でも「どの大学?」「梅ちゃん先生の東邦大学?」と話題になっています。
本記事では、現時点でわかっている事実と報道内容をもとに、情報を整理してお届けします。
食中毒が発生したのはどの大学?
結論から申し上げると、2025年4月23日現在、大学名は公表されていません。
報道によると、大田区内の大学で新入生ガイダンスが行われ、参加した学生や教職員に弁当が提供され、うち130名以上が体調不良を訴えたとされています。
梅ちゃん先生=東邦大学なの?
NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』の主人公・梅子が通っていた「帝都女子医学薬学専門学校」は、実際には東邦大学医学部がモデルの一つとされています。
東邦大学は大田区大森西にあるため、今回の報道を受けて「もしかして梅ちゃん先生の大学では?」という声が上がったのでしょう。
しかし、
現時点で、食中毒の発生した大学が東邦大学であるという事実は確認されていません。
公式機関・報道ともに、大学名の特定は避けられており、東邦大学に関連する明言は一切ありません。
食中毒の概要と原因
東京都の発表によると、以下の内容が判明しています。
- 発症者:学生・教職員など計130名
- 主な症状:下痢、嘔吐、発熱など
- 原因:ノロウイルス
- 発症時期:2025年4月上旬
主な症状や感染経路から、仕出し弁当を原因とするウイルス性食中毒と判断されています。
👉 詳細:東京都公式発表(2025年4月23日)
弁当業者はどこ?営業停止に
問題の弁当を提供していたのは、山六給食株式会社(川崎市)。
調査の結果、厨房施設からノロウイルスが検出されたため、
2025年4月23日付で、3日間の営業停止処分が下されました。
このような措置は、再発防止の観点からも異例ではありません。
大学名が非公表の理由は?
今回、大学名が報道されていない理由として、以下が考えられます。
- 食中毒の原因が弁当業者側にある
- 大学側に法的責任がない
- 学生のプライバシーや風評被害への配慮
また、東京都や報道各社は「特定の教育機関への風評被害防止」の観点から、名前の公表を慎重に扱っていると考えられます。
東京都大田区に所在する大学一覧(2025年4月現在)
とはいえ、気になるところですよね。
大田区に所在する大学は3つあります。この中のどれかであることは間違いなさそうです。
1. 東邦大学 大森キャンパス
- 所在地:大田区大森西5丁目21-16
- 設置学部:医学部、薬学部、看護学部、理学部など
- 特徴:医療系学部を中心とした私立大学で、NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の舞台となった「帝都女子医学薬学専門学校」のモデルとされています。
2. 東京工科大学 蒲田キャンパス
- 所在地:大田区西蒲田5丁目23-22
- 設置学部:工学部、医療保健学部、デザイン学部など
- 特徴:実学主義を掲げる理工系総合大学で、デザインや医療分野にも力を入れています。
3. 昭和大学 洗足キャンパス
- 所在地:大田区北千束2丁目1-1
- 設置学部:医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部など
- 特徴:医療系学部を中心とした私立大学で、チーム医療教育に力を入れています。
まとめ:大学名は非公表、安易な特定はNG
今回の大田区の食中毒騒動について、情報を整理すると以下の通りです。
- 大学名は公表されていない
- 弁当業者「山六給食株式会社」が原因で営業停止処分に
- ノロウイルスによる集団感染が確認されている
- 「梅ちゃん先生」の東邦大学が関係しているかは不明
現時点で大学名を特定する根拠はなく、SNSやネット掲示板などの「憶測」に惑わされないよう注意が必要です。
関連リンク(公的機関)
正確な情報に基づいた判断が大切です。今後の追加情報にも注目しつつ、冷静に状況を見守りましょう。