2025年の節分の日は、2月2日(日)です。
節分は、立春の日の前日と決められていますが、立春は年により日付が変わるので、節分の日も変わることがありますよ。
日本の伝統行事である節分は、豆まきをしたり、鬼のお面を作ったりすることで、親子で楽しむ絶好の機会です。
また、節分に関連する絵本を読めば、子どもたちが行事の意味や楽しさをより深く理解することができますよ♪
今回は、節分を親子で楽しむためのアイデアとして、鬼のお面の簡単DIY方法とおすすめ絵本5選をご紹介します!
節分の由来を親子で学ぼう
「節分は豆を撒く日!」と思っている方もいらっしゃると思います。
改めて、節分の由来を確認してみましょう!
節分ってどんな日?
「節分」という言葉には、「季節を分ける」という意味があるんです。
実は昔、節分は年に4回あって、それぞれの季節の変わり目を指していました。
現在では特に冬から春への移り変わりが大切だとされて、2月2日だけが節分として定着したんですよ。
また、節分は、立春の日の前日と決められていますが、立春は年により日付が変わるので、節分の日も変わることがあります。
いつもは2月3日のことが多いですが、2025年は2月2日ですので、お間違い無く!
豆まきの意味を知ろう!
節分といえば豆まき!「鬼は外!福は内!」という掛け声を知っている方も多いですよね。
この豆まきには、邪気(悪いもの)を追い払って、福(幸せや良い運気)を呼び込むという願いが込められています。
たとえば、「鬼」は、病気や災害など、人々を困らせる象徴とされています。
それを豆で追い払うことで、1年を健康で幸せに過ごせるようにするのがこの行事の目的なんです。
親子で「どうして鬼を追い払うのかな?」なんて話し合うと、新しい発見があるかもしれませんよ!
鬼のお面を親子で作ろう!DIY&豆まきアイデア
幼稚園や保育園、小学校などで鬼のお面を作ってくることがあると思います。
手作りのお面で節分を楽しめたら、きっと楽しいですよね♪
鬼のお面の作り方をご紹介します!
鬼のお面を手作りしよう!
必要な材料
- 紙皿または厚紙(お面のベース用)
- 色画用紙または折り紙、毛糸(髪の毛や飾り用)
- クレヨンやマーカー
- のりやテープ
- 輪ゴムまたは紐(お面を固定するため)
作り方
- ベースを作る
紙皿や厚紙に目と口の部分を描き、ハサミで切り抜きます。切り抜く際は、お子さまがケガをしないよう注意し、大人がサポートしましょう。 - 鬼の顔を描く
赤や青、黄色など、お好みの色で鬼の顔を描きます。怖い顔でも、かわいい顔でも、お子さまのアイデア次第で個性が光りますよ! - 飾りをつける
色画用紙や折り紙を使って、鬼の髪の毛や角を作り、のりやテープで貼り付けます。カラフルな髪型や模様のついた角をつければ、さらにユニークに仕上がります。 - お面を完成させる
お面の左右に穴を開けて、輪ゴムや紐を通せば完成です。しっかり固定できるように、調整してくださいね!
鬼のお面をさらにカスタマイズ!
立体的な角や髪の毛
トイレットペーパーの芯や紙粘土を使えば、立体的で迫力満点の角が作れます!
芯をカラフルにペイントするだけでも、一味違うお面になりますよ。
髪の毛には毛糸を使うのはどうでしょうか。
黄色い毛糸をもしゃもしゃっと丸めてボンドで貼り付けると、簡単なのに見栄えがよくなります。
フェルトや布を使ってみる
紙の代わりにフェルトや布を使えば、丈夫で柔らかいお面が完成します。
フェルトはボンドで貼ることができるので、赤色で鬼の顔をつくり、黒や白などで目や口を作ったらとってもリアルな鬼にできますよ!
また、やわらかいので小さなお子さまにも安心して使えますね。
光るデコレーション
100均で手に入る蓄光テープやLEDライトを使えば、暗い部屋で光るお面が完成!
豆まきは家族が集まる夜にやるよ、という方もいらっしゃると思います。
そんな夜の豆まきが、さらに特別なイベントになりますよ♪
豆まきをもっと楽しく!親子でアレンジ
カラフル豆まき
市販の豆を絵の具で色づけしたり、落花生を使ったりして、カラフルな豆まきに挑戦してみましょう。
また、お菓子の小袋を投げても楽しいですよ!
小さなお子さまも拾いやすく、家族で楽しめます。
豆まきゲーム
豆まきをゲーム化するのもおすすめです。
親が鬼役になって動き回り、子どもが豆を投げて命中を狙うターゲットゲームにしたり、得点制を導入して競争したりしてみましょう!
男の子がいらっしゃるご家庭だとより、盛り上がりそうですね♪
節分にぴったりの絵本5選!
節分にぴったりの絵本を5つご紹介します!
節分の由来や行事について楽しく学べるものから、子どもの思いやりの力を育む内容のものまで幅広く選びました。
絵本の口コミも載せていますので、ぜひ確認してみてくださいね♪
あらすじや画像は、絵本ナビさんからお借りしています。
『おにはそと ふくはうち』 作:内田麟太郎 / 絵:山本孝
![](https://shinnyu1-guide.com/wp-content/uploads/2025/01/350_Ehon_5818-263x300.jpg)
節分の豆まきについてわかりやすく描かれた絵本です。
内田麟太郎さんのリズミカルな文章と、ユーモラスなイラストで、子どもたちが節分を楽しく理解できます。
あらすじ
節分の夜、男が一人で酒を飲んでいると、外で「さむいよー」と声がする。だれかと思ったら、鬼たちだった。それなら入れと男は誘い、やがて宴会がはじまった。そこへ……
![](https://shinnyu1-guide.com/wp-content/uploads/2024/11/icon_003_default.png)
節分にピッタリの絵本を探していて見つけた絵本です。
男が酒を飲んでいると、寒いよーと鬼たちがやってきます。ひとのいいおとこは、貧乏暮らしなのに酒をふるまい、一緒に踊り出します。
テンポの良い文章と、ユーモアたっぷりの挿し絵で子どもたちと大盛り上がりでした。
どのページにも顔をのぞかせているねずみにも注目すると、また楽しいです。
![](https://shinnyu1-guide.com/wp-content/uploads/2024/11/icon_002_default.png)
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このお話は鬼と福の神が一緒に来た節分のお話でした。うちの子も他の子もそうだと思うのですが、鬼をとっても怖がっていたので、この絵本に出てきた楽しい感じの鬼たちが来てほしかったって言っていました。福の神も出てきたので、いいことある!!ってなんか嬉しそうでした。
『せつぶんワイワイまめまきの日!』 作: ますだ ゆうこ/絵: たちもと みちこ
![](https://shinnyu1-guide.com/wp-content/uploads/2025/01/350_Ehon_88258-297x300.jpg)
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「ケロポンズ」としても大活躍されているますだゆうこさんの作品です。
独自の物語とワクワクするような絵が子どもたちを夢中にさせてくれます。
更に、物語の各所に行事の豆知識が自然に織り込まれているのも大きな特徴です。
あらすじ
今日は節分。保育園のみんなでかくれんぼをしています。
ところが弱虫のタカシはツヨシに無理やりオニにされちゃいます。
タカシが目を開けると、なんと目の前に現れたのは本物のオニの子キッチ。
キッチはタカシにツヨシがいじめっ子なのは“リンリンボウ”というオニがついちゃっているからだと教えてくれます。
そこで、二人は一緒にリンリンボウをやっつけようと握手をします。キッチに手を握られると、タカシはいつのまにかキッチと同じオニの子の姿に…!?
さあ、ツヨシについてしまったリンリンボウを二人はどうやってやっつけるのでしょう。
![](https://shinnyu1-guide.com/wp-content/uploads/2024/11/icon_003_smile.png)
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節分の前によむのに、ちょうどいい1冊です。
オニにとりつかれて、自分勝手になっちゃったトオルを大笑いさせて、オニを追い出す。まさに、笑う門には福きたるですね。
お話もおもしろかったけれど、絵本の要所要所にある節分まめ知識や、オニの豆入れの作り方、レシピがのっているのがすごくいいですね。
これ作ろう。やってみたい!と子どもの節分に対するモチベーションがあがりました。
『おにはうち!』 作:中川ひろたか / 絵:村上康成
![](https://shinnyu1-guide.com/wp-content/uploads/2025/01/350_Ehon_664-2-300x290.jpg)
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「鬼もいっしょに仲良くしよう!」という新しい視点を取り入れた絵本。
節分に豆をぶつけるだけでなく、共存や思いやりを考える内容です。
あらすじ
園庭の外に見慣れない子がいます。名前は「にお」くん。みんなと一緒に野球して遊ぶと…。
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5歳4歳の娘たちに読みました。節分が近いので図書館で選んできました。
「いいオニはうち」と言って、園長先生が豆をまく場面があるのですが、娘たちはそこがとても気に入ったようです。読んだ翌日から「いいオニはうちって言わんなんね」と言っています。園長先生の「外見で人を判断しない」ところがとても素敵で、心に残ります。
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節分と言えば、「鬼は外、福は内」と言って豆をまくもの。行事の由来や意味を考えることなく、「節分とはそういうものだから」と思っている人が多い節分行事に一石を投じる内容でした。
行事は行事として楽しみつつも、一度、その意味を立ち止まって考えてみることは必要だと思います。ぜひ、多くのお子さんに読んでもらいたい節分絵本です。
『おにのパンツ』構成・絵: 鈴木 博子
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『おにのパンツ』の歌詞をそのままユーモラスにページ構成してあります。
お馴染みの歌なので、お子さんも親しみながら楽しむことができます。
絵本を見ながら、読み聞かせのように歌ったり、親子でいっしょに歌ったりして楽しめる絵本です。
あらすじ
「♪おにーのパンツはいいパンツ つよいぞ つよいぞー・・・
はこう はこうおにのパンツ はこう はこうおにのパンツ~♪」幼稚園や保育園で必ず歌う大人気の歌『おにのパンツ』が絵本になりました!
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おにのパンツが、うさぎさんやパンダさんにとても似合っていてかわいいのでびっくりしました。案外、孫たちにも似合うんじゃあないかと思いました。絵が可愛くて、おにのパンツの歌に益々楽しく歌えて、手遊びもしながら絵本も読んでと楽しいこと満載でした。
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「鬼のパンツ」の手遊びが好きで節分の季節にはよく歌います。この絵本も歌詞に沿って進んでいくので、親しみやすいです。ユニークなイラストが可愛くて鬼も怖くないところもすきです。歌を知らない人でも、楽譜があるので親切な絵本だと思います(*^^*)
『おにはそと』作・絵: せな けいこ
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皆さんご存知の、せなけいこさんの絵本です。
せなけいこさんの絵柄に触れたことがある方は多いと思うので、お家の方も一緒に楽しめますよ。
あらすじ
豆まきのユニークな絵本!
豆まきで鬼たちは逃げだしますが、残された可愛いちび鬼は人間の子どもたちと仲良く遊びます。
鬼の親分がちび鬼を連れ戻しに、よろいを着て来ますが、豆まきに降参。
親分はちび鬼のお父さんでした。心が和む楽しい絵本。
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節分に合わせて読ませていただきました。
節分ではどうして鬼に対して豆をまくのか?
鬼は豆をまいて追い払われる何かをしたのか?
小さな子どもにそのようなことを考えるきっかけを与えてくれる、興味深いお話でした。
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オニの子供が人間の子供たちと楽しき豆まきしているストーリーが気に入っていました。鬼が鬼にお豆をぶつけているシーンも気に入っていて、とっても笑っていました!!意外に、鎧を身に着けたお父さんの鬼が弱かったのも気に入っていました。
節分の日を親子で楽しもう!
節分は、日本の伝統文化を学びながら、親子で楽しく体験できる貴重な機会です♪
鬼のお面を作って豆まきをしたり、絵本を読んで行事の背景を学んだりして、家族の思い出を作りましょう!
「鬼は外!福は内!」の声が響く素敵な時間になりますように♪