連絡帳の書き方完全ガイド!保護者のお悩み解決します!「先生への連絡編」

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ももこ先生

こんにちは!元教員ママのももこです♪


小学校生活が始まると、保護者と先生のコミュニケーションは欠かせないものになります。

コロナ禍でアプリ化が進んだとはいえ、「連絡帳」は日々のやり取りの中心です。

保育園時代は毎日先生と会っていたけど、小学校は違うよね……?

そうなんです。

保育園、幼稚園ではアプリで連絡を済ませたり、送り迎えの時には先生方とお話をする機会も多かったですよね。

小学校では、面談や行事などのイベントのほかで先生と接する機会はほぼありません。

出欠の申し出はもちろんのこと、学習面や友だち関係の相談や困り事、苦情なども、電話や面談をするとしても、一度は連絡帳を介して伝えるのがベター。

「どう書けばいいか分からない」「伝わりにくくならないかな」と悩む方も多いのではないでしょうか?

この記事では、連絡帳の基本マナーやシチュエーション別の例文をわかりやすく紹介します。

これを読めば、自信を持って連絡帳が書けるようになりますよ!

目次

連絡帳は、「簡潔丁寧」に「事実」を書こう!

連絡帳は、学校と家庭をつなぐ重要なツールです。

以下のポイントを意識して書くとよいですよ!

  • 簡潔かつ丁寧に
    長文は避け、先生にとって分かりやすいよう簡潔にまとめることが大切です。
  • 敬意を忘れない
    先生も多忙な日々を送っています。「お世話になります」「よろしくお願いします」など、感謝の言葉を添えましょう。
  • 事実を中心に書く
    曖昧な表現や推測ではなく、具体的な事実を記載します。
  • お礼と感謝を忘れない
    連絡の最後に必ず「お忙しい中、ありがとうございます」と締めることで好印象を与えられます。

どんなに気が急いても、なるべく、挨拶の言葉を忘れないようにしましょう。どのようなシチュエーションにも平等に対応するとはいえ、先生も人間です。お互いに、温かい気持ちを忘れず接したいですね♪

よくある連絡のシチュエーションと例文

それでは、よくあるシチュエーションと、例文を見てみましょう!

欠席・遅刻・早退の連絡

理由と期間を簡潔に伝えるのがポイントです。

例文:欠席

先生へ
いつもお世話になっております。○○(お子さんの名前)は本日、発熱のため欠席いたします。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
保護者 ○○

例文:早退

先生へ  
お世話になっております。○○は本日、家庭の都合により○時に早退いたします。迎えはクラス前まで、母が参ります。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
保護者 ○○

学習面の相談

学校や家庭での学習について相談したい場合、具体例を挙げながら書くと、先生もアドバイスしやすくなります。

例文:家庭での学習態度について

先生へ  
いつもお世話になっております。○○は最近、家庭での宿題に取り組む際に集中が続かず、進め方について悩んでおります。学校での様子を教えていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
保護者 ○○

困り事が連絡帳で伝えるのが難しい場合は、「◯時以降、母の携帯電話にお電話くださるとありがたいです」と一言添えるといいですね!

お友達とのトラブルの報告

トラブルがあった場合、保護者として迅速に対応し、先生に正確な情報を伝えましょう。

例文:放課後のトラブルの報告

先生へ  
お世話になっております。昨日の放課後、○○が、○○さんとトラブルを起こしてしまいました。本人とよく話し合い、◯◯さんとも和解しております。

ですが、同じクラスの友人とのトラブルですので、今日の様子を心配しております。
ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、様子を見守っていただけたら嬉しいです。引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。
保護者 ○○
ももこ先生

このようなトラブルの報告は、二人の様子をしっかり見守れるのでとってもありがたかったです!

例文:学校でのトラブルの報告

先生へ
お世話になっております。実は昨日、帰宅後に、◯◯が◯◯さんと学校で喧嘩をしてしまったと話してくれました。
掃除時間中にふざけていた◯◯さんを注意したところ、喧嘩になってしまったそうです。◯◯も言葉遣いがきつかったかもしれない、と反省しておりました。
◯◯さんとは同じ班ですので、普段通り仲良くしたいけれど、相手がどう思っているか分からず不安だと話しております。
お忙しい中大変申し訳ございませんが、話を聞いてみていただけますとありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
保護者 ◯◯

連絡帳はお子さんが毎日開くものです。こうしたトラブル報告は、連絡帳に直接書くのではなく、手紙としてお子さんから先生に手渡す形にすると、お子さんへの心理的負担が減ります。

避けるべきNGポイント

連絡帳を書くにあたって、避けるべきポイントもあります。

一緒に見ていきましょう!

  • 感情的にならない
    特にトラブル時は「時系列」「事実」を冷静な言葉で書きましょう。

電話で話す時も、思考をまとめるために、一度時系列や事実、主訴を書いてみることをおすすめします!

  • 指示をするような言い回し
    先生に対して「こうしてください」といった命令調は避けましょう。「教えていただけますと幸いです」といった柔らかい表現を使うのがベターです。
  • 具体性がない内容
    「大変困っています」というような抽象的な表現ではなく、可能な限り、具体的な事実を記載しましょう。

連絡帳では困り事が伝わりにくい、という場合は、電話での相談や面談の意向を示してみましょう。必ず、先生からのアクションがあるはずです。

連絡帳は保護者と先生が信頼関係を築くための大切な手段

連絡帳は、保護者と先生が信頼関係を築くための大切なツールです。

初めて連絡帳を書くときはドキドキしますし、トラブルがあった時の連絡は心にずっしりと重いものですよね……。

今回紹介した例文や注意点を参考に、事実を冷静に書くことを心がけてみてください。

ももこ先生

先生たちは、お家の方と子どもたちの味方です♪

「困ったときには先生に相談できる」という安心感が、保護者の悩みを軽減し、お子さんの学校生活をより豊かにするはずです。

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