目次
はじめに
最近SNSやネット上で話題になっている「LINEのトーク履歴を送信できる」という情報。
これに対し、「過去に削除したメッセージも見られてしまうの?」「送信取消した内容も送られるの?」といった不安の声が広がっています。
本記事では、LINEの「トーク履歴送信機能」の実態と、削除や送信取消との関係について、わかりやすく解説します。
「トーク履歴の送信」とは何を意味するのか?
LINEでは、トーク履歴をエクスポート(保存・共有)する機能があります。
具体的には、以下のような操作が可能です。
- 1対1やグループのトーク履歴をテキストファイル(.txt形式)として出力
- 出力したファイルをメールや他のアプリで共有・送信
▶ 使い方の一例(Android版):
- トーク画面右上「≡」メニュー → 「その他」 → 「トーク履歴を送信」
- 保存先(メールやファイル共有)を選択
.txt
ファイルとして出力される
※ iOSでは「トーク履歴をバックアップ」からの操作になります(内容共有には制限あり)
一度削除したトークも、送信すれば見られるのか?
結論としては、削除後のトークは基本的に送信できません。
▶ 重要ポイント
- 自分の端末でトーク履歴を削除した場合、その時点で内容は端末から消去されるため、送信できるデータも失われます。
- 削除前にバックアップや送信をしていれば、その内容は送信相手側に残る可能性あり。
- 相手側のトーク履歴には、自分が削除しても残っている場合があります。
送信取消(メッセージの削除)はどうなる?
「送信取消」とは、LINEで送ったメッセージを後から取り消す機能のこと。
トーク履歴の送信において、この取り消し済みの内容がどう扱われるかも気になるところです。
▶ 送信取消されたメッセージの扱い
- 通常、「このメッセージの送信を取り消しました」と表示され、内容は見えません。
- トーク履歴をエクスポートしても、その部分は取り消しメッセージとして記録されるため、内容は確認できません。
▶ ただし注意点:
- 相手が送信前にスクショやコピペ保存していた場合、内容は残ってしまいます。
- また、非公式アプリや改造端末を使っている場合、取り消し後のメッセージを見られる可能性があるため、注意が必要です。
トーク履歴送信で気をつけるべきこと
LINEの履歴送信やバックアップには、以下のような注意点があります。
項目 | 内容 |
---|---|
削除との関係 | 削除後に履歴は送信できない。事前にバックアップが必要 |
送信取消との関係 | 内容は表示されず「取り消しました」と記録される |
相手側の履歴 | 相手が削除していなければ、内容は相手側に残る |
リスク | 履歴を他人に送信する場合、プライバシー流出のリスクがある |
まとめ
- LINEの「トーク履歴送信」とは、過去のトークをテキスト形式で出力・共有できる機能。
- 自分が削除した後のトークは基本的に送信できない。
- 送信取消したメッセージは「取り消しました」と記録され、中身は確認不可。
- ただし、相手が事前に保存していた場合は回避不能。
📌 誤送信や不適切なメッセージは、取り消しても完全に消えるとは限らないことを理解しておきましょう。