国立科学博物館「鳥展」を子どもと体験!科博の楽しみ方と見どころ丸わかりレビュー

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国立科学博物館「鳥展」ってどんな展示?概要と注目ポイント

こんにちは!元教員ママのももこです♪我が家はリピーターズパスを持つ科博のヘビーユーザーです。

今回は、親子で楽しめるスポットとして大人気の国立科学博物館「鳥展」をご紹介します。

この特別展示では、鳥たちの進化や生態にまつわる不思議がたっぷり詰まっています。

子どもも大人も一緒にワクワクしながら学べる展示が盛りだくさん!

家族みんなで訪れれば、新しい発見がきっとあるはずです。

展示の基本情報

まずは基本情報から!「鳥展」は、以下の日程と場所で開催されています。

  • 開催期間:2024年11月2日(土)~2025年2月24日(月・休)
  • 場所:国立科学博物館(東京都台東区上野公園)
  • アクセス
    • JR上野駅から徒歩約5分
    • 東京メトロ上野駅から徒歩約10分

入場料とチケット情報

  • 当日券
    • 一般・大学生:2,100円
    • 小・中・高校生:600円

チケットはオンラインでも簡単に購入可能です。

特に混雑が予想される休日や祝日に訪れる場合、アソビュー!などのサービスを利用すればスムーズに予約が完了し、待ち時間を短縮できます。また、国立科学博物館のリピーターズパスをお持ちの方であれば、差額で入場できます!

2025年3月15日(土)~6月15日(日)には、名古屋市科学館(理工館地下2階イベントホール)でも巡回展示が予定されています。関東エリア以外にお住まいの方もぜひチェックしてください!

鳥展のテーマと見どころ

今回の展示は、国立科学博物館初となる鳥類をテーマとした特別展です。

「鳥」という一見シンプルなタイトルながら、展示内容は非常に充実。

鳥たちが地球上に誕生してからの壮大な進化の旅を、最新の科学研究を通じて知ることができます。

特別なポイント

1、進化の謎を解き明かす展示
鳥の起源から現代までの進化のプロセスを、貴重な化石や標本を通じて学べます。

特に注目は、最新のゲノム解析による進化系統の研究結果。これに基づく新たな鳥類の分類が紹介されており、鳥の進化を科学的視点で理解する絶好の機会です。

2、「鳥のひみつ」全23テーマ
鳥が使う「言葉」や、オスとメスの関係性、鳴き声や行動の意味など、23ものテーマで鳥の生態が詳細に解説されています。

要所要所にあるこのコーナーでは、イラストレーターのぬまがさワタリさんが手がけた魅力的なイラストも展示されており、親しみやすいビジュアルで子どもたちにも分かりやすく説明されています。 

3、リアルな標本と実物大模型
鳥たちの剥製や模型が600点以上も展示されています。

小さなハチドリから巨大なダチョウまで、鳥の多様性を直に感じられる迫力満点のコーナーです。

4、映像資料での深掘り
生態や行動を鮮やかに描いた映像資料も見どころの一つ。動く鳥たちの姿をリアルに楽しめます。

子どもと「鳥展」を楽しむための事前準備と注意点

「鳥展」は、親子で楽しむのにぴったりの展示ですが、子ども連れでの外出は事前準備が鍵です。

快適に過ごすためのポイントを詳しくご紹介します。余裕をもって準備し、楽しい思い出を作りましょう!

混雑を避けるコツ

「鳥展」はその人気の高さから、特に土日祝日や冬休み期間中は非常に混雑します。

少しでもゆっくり見たいなら、平日の午後が狙い目です。

私自身、4歳の息子を連れて水曜日の午後に訪れましたが、会場内は比較的空いていて、展示をじっくり楽しむことができました。子どもが疲れにくい環境で観覧できたので、とても満足のいく体験になりました。

また、混雑が予想される場合には、オンラインでの事前チケット購入もおすすめです。スムーズに入場できるので、長時間待たされる心配がありません。

アソビュー!なら、ポイントも貯まって一石二鳥です♪

子連れ必須アイテムチェックリスト

小さな子どもと一緒に展示会を楽しむには、持ち物の準備が重要です。

以下のアイテムを参考に、必要なものをチェックしてみてくださいね♪

軽食と水筒

会場内には水分補給可能な休憩スペースがありますが、混雑時には席が埋まっている場合も。

特に小腹が空きやすい子どものために、水筒と軽食を持参しましょう。

ただし、会場内でのおやつの摂取は禁止されています。

館外の広場やベンチなどで一息つくのがおすすめです。

暖かいお茶やスープを持参すれば、寒い季節でも体が温まります♪

脱ぎ着しやすい服装

冬場の展示会は、外は寒くても会場内は暖房が効いていることが多いです。

「鳥展」でも館内は暖かいので、体温調節がしやすい服装を心がけましょう。

息子も、会場内でさっそく「暑いから持ってて!」と上着を脱いでいました。

薄手のセーターやカーディガンを重ね着するスタイルが便利です。

子ども用の脱ぎ着しやすいパーカーやジャケットもあると便利ですね。

子ども用カメラ

館内は写真撮影が許可されています(一部の展示物を除く)。

子ども用のカメラを持たせると、自分で興味を持ったものを撮影する楽しみが増します。

撮影した写真を家で見返すことで、さらに展示内容について話が広がります。

ただし、入場時に掲示されている撮影禁止エリアの確認を忘れずに!

事前学習でワクワクを倍増!

「鳥展」をさらに楽しむために、来場前に少しだけ事前学習をしておくと良いでしょう。

例えば、展示の目玉である「恐竜と鳥類の関係」や、展示される貴重な標本の特徴について簡単に調べてみてください。

国立科学博物館「鳥展」の公式ホームページには、見どころや関連情報が詳しく掲載されているので、親子で一緒にチェックしてみるのも楽しいですね。

また、小学生以上のお子さんには、鳥類の特徴を描いた絵本や図鑑を事前に読ませておくのもおすすめです。

「見たことがある!」と興味を引き出せれば、展示を見る目も変わってきます。

我が家はホームページで内容を確認しました。鳥展を見た後に鳥の図鑑を購入しましたが、事前に読んでおけばもっと興味を持ってみられたのではないかと思っています。

現地での注意点

トイレは事前に済ませておこう

「鳥展」の会場内にもトイレや休憩スペースがありますが、場所は出口付近に限られています。

展示を回っている途中で行きたくなった場合、戻るのが大変なことも。

入場前に一度トイレを済ませておくと安心です。

途中で休憩をはさむ

子どもは長時間の観覧で集中力が切れてしまうことがあります。

展示を全て見ようと焦らず、途中で休憩を入れることを意識しましょう。

館内の休憩スペースで水分補給タイムを挟むと、リフレッシュして次の展示にも集中できます。

動線をチェックして回る順番を工夫

展示会場は混雑時、動線がスムーズに進まないこともあります。

入口付近の案内図を確認し、興味のあるテーマから優先的に見るようにしましょう。

すべてを回りきるのが難しい場合でも、会場内で配布されているマップを参考に、特に見たいポイントに絞れば、満足感が得られます。

親子で楽しむポイント!「鳥展」の見どころベスト5

「鳥展」は、親子で楽しみながら学びも深められる特別展です。

リアルな標本や最新の科学的な展示など、多様なアプローチで鳥類の魅力を体感できます。

お子さんが夢中になること間違いなしの「鳥展」の見どころを、5つに分けてご紹介します!

リアルな鳥の模型や剥製に感動!

鳥展の最大の見どころは、600点以上のリアルな標本や模型が展示されている点です。

特に巨大な鳥の模型や、美しい剥製は圧倒的な迫力!

大きな鳥、小さな鳥、カラフルな鳥や地味な鳥まで、さまざまな種類が勢揃いしています。

あの鳥はヒゲワシって言うんだよ!大きくてすごい!

親子で一緒に「どの鳥が一番かっこよかった?」「この鳥はどこに住んでいるのかな?」と質問しながら見ると、ただ見るだけでなく主体的に楽しむことができます。

また、「一番素敵だなと思う鳥を探そう!」とゲーム感覚で会場を回るのもおすすめです。

観察力が育つだけでなく、展示をじっくり楽しめます。

展示には詳しい説明書きが添えられているため、大人も「こんな鳥がいるんだ!」と新たな発見があるはず。

展示を見るたびに、自然界の多様性に感動します。

絶滅危惧種の展示で自然の大切さを学ぼう

序章「鳥を知ろう」では、現在地球上で絶滅の危機に瀕している鳥たちについて学べます。

実際の剥製で紹介されるこれらの鳥たちは、数を減らしてしまった原因や、私たち人間ができることについて考えさせられる内容です。

親としても、「なぜこの鳥たちは減ってしまったの?」と子どもに問いかけたり、逆に「どうしたらこの鳥たちを守れるの?」と一緒に考えたりすることで、環境問題への意識を育むことができます。

4歳児には少し難しい内容もありますが、剥製の説明を優しく話すと、自然保護への興味を持ってくれるかもしれません。

大人にとっても、普段目を向けることの少ない絶滅危惧種の存在を改めて認識する良い機会となります。

恐竜大好きっ子あつまれ!鳥と恐竜の進化を楽しむ

第一章「鳥類の起源と初期進化」では、鳥が恐竜から進化した驚きの歴史が紹介されています。

獣脚類恐竜から派生し、羽毛や骨格などの特徴を獲得する過程をわかりやすく学べます。

化石や復元された模型が展示されており、恐竜と鳥類のつながりを感じられる興味深いコーナーです。

特に見どころは、巨大な鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の模型。

翼を広げたその大きさは迫力満点で、恐竜好きなお子さんなら釘付けになること間違いなし!

さらに、鳥類の祖先とされる化石展示や、骨格の比較展示は、大人にとっても学びの多い内容です。

親子で「恐竜と鳥のどこが似ているかな?」と話し合いながら回ると、新たな視点で楽しめます。

お子さんが恐竜に興味を持っているなら、この展示は特におすすめです♪

親も楽しめる科学的な展示

最新の研究成果をもとにした科学的な展示も、「鳥展」の大きな魅力の一つです。

特に、ゲノム解析に基づいて分類された44の鳥類の「目(もく)」をテーマにした展示は圧巻です。

進化の過程や多様性が映像とともに紹介されており、視覚的に理解しやすくなっています。

子どもには少し難しい部分もありますが、カラフルな映像や動く展示が多いので、楽しみながら学べる工夫がされています。

親自身も「鳥類の進化のスピードってこんなに速かったんだ」「この鳥の習性にはこんな理由があったんだ」と新しい知識を得られる点で、大人も夢中になれる内容です。

「鳥のひみつ」を知っちゃおう!楽しく学ぶ鳥の生態

「鳥のひみつ」コーナーでは、鳥たちのユニークな生態や習性について、ぬまがさワタリさんのかわいいイラストとともに紹介されています。

たとえば、「カッコウの托卵で宿主はどうなるのか?」や「鳥にも“方言”や“言葉”があるの?」など、親子で話題にできるテーマが満載。

子どもにわかりやすいイラストや解説がある一方で、大人にはクスッと笑えるようなユーモアも盛り込まれています。

このコーナーは、大人も子どもも楽しみながら学べる絶好のポイントです!

実際に行ってみた感想とおすすめの過ごし方

リピーターズパスを持ち、国立科学博物館のヘビーユーザーである我が家のリアルな感想とおすすめの過ごし方をお届けします!

子どものリアルな反応

4歳児を連れて鳥展に訪れた際、特に猛禽類のゾーンで展示されている「ヒゲワシ」の大きさに目を輝かせていました。

また、スズメやニワトリといった日常で見かける身近な鳥たちの剥製だけでなく、ペンギンやダチョウなど、動物園で馴染みのある鳥たちの剥製にも興味津々

羽の色が美しい鳥を見て、「わあ、きれい!」と感嘆する様子が印象的でした。

一方で、体験コーナーがないため、すべての展示をじっくり見て回ると、幼児にとっては少し集中力が切れてしまう場面も

特に静かに展示を見る環境のため、小さなお子さん連れの場合は気持ちよく見られるように、興味のあるテーマを絞ったり、休憩コーナーで水分補給したりしましょう。

滞在時間と特設ショップ

我が家の場合、午後に入場し、1時間程度で展示を見て回るのがちょうどいいペースでした。

特に、幼児と一緒の場合は短めの滞在時間を意識すると無理なく楽しめます。

一方、大人だけの訪問者はじっくりと展示の解説を読み込みながら進んでおり、さらに時間をかけて堪能していました。

展示終了後には特設ショップにも立ち寄ってみてください!

スヌーピーとのコラボグッズや、可愛い鳥の雑貨、ポストカード、絵本など魅力的なアイテムが並んでいます。

我が家では息子のリクエストで、NEO Pocketシリーズの「鳥」図鑑を購入しました。

自宅で展示を振り返りながら読み進めることで、学びの時間がさらに広がります。

特に子どもたちにとっては、記念になるお土産選びも楽しい体験のひとつになりますよ。

鳥展のあと立ち寄りたい!おすすめスポット

鳥展の特別展チケットを購入すると、同じ館内の常設展も観覧できます。

特に、地球館3階にある親子向けスペース「親と子のたんけんひろば コンパス」は、平日なら予約が取りやすく、展示を見たあとに訪れるのにピッタリのスポットです。

45分間の利用時間内に、子どもが自由に体験型展示を楽しめるため、大満足の時間が過ごせます。

我が家が訪れた際は天候が良かったため、地球館屋上「スカイデッキ」「ハーブガーデン」でおやつを食べながらリラックスしました。

広々とした空間でゆったりとした時間を過ごすのはもちろん、スカイツリーや上野駅を眺めることができる絶景ポイントとしてもおすすめです。

電車好きのお子さんがいるご家庭にとっては、ここでの時間も特別な思い出になることでしょう。

また、日本館地下1階にあるラウンジ・カフェも見逃せません。

こちらではソフトクリームや軽食が楽しめるほか、子ども用の食器の貸し出しも行われており、子連れにも優しいサービスが充実しています。

寒い日や天気が悪い日は、このカフェで温かい飲み物をいただきながら休憩するのもおすすめです。

まだまだ時間があるようなら、日本館地下一階の「シアター360」もとってもおすすめです!

360度全方位に映像が映し出される空間で、毎月プログラムが変わります。息子は科博にきたら、必ず訪れます。

7、8分の上映時間で楽しめます。

「鳥展」で学びと楽しさを深めよう♪

「鳥展」は幼児にとって少し難しい内容も含まれていますが、それでも展示の迫力や美しい標本に触れることで、新しい発見や感動が得られます。

このような経験が、子どもたちにとって自然や動物について興味を持つきっかけになるはずです。

我が家は、国立科学博物館のリピーターズチケットを活用し、何度も訪れています。

そのたびに新たな発見があり、訪問するたびに学びと楽しさが深まると感じています。

親子で一緒に特別展を楽しみ、終わった後も図鑑や日常の会話で知識を深める時間を持つのも素敵な過ごし方ですね。

ぜひ一度、鳥展に足を運び、家族で特別な時間を共有してみてください!

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