はじめに:今日は母の日。でも、何もなかった…
5月の第二日曜日、母の日。
街には「ありがとう」の言葉と花束やケーキがあふれて、温かい雰囲気に包まれる日…のはずですが、実際には「何もなかった」というお母さんも、たくさんいます。
家族からの感謝の言葉もなく、ケーキもプレゼントもない。
「別に期待してたわけじゃないけど」
そう思いながらも、やっぱり心のどこかで寂しさを感じてしまう。
それって、とても自然な感情です。
子どもは覚えていたはず。でも、何もなかった。
あるお母さんは、中学生の娘さんから事前に「母の日、何がしてほしい?」と聞かれて、「ごはんを作ってほしい」と答えたそうです。
でも、当日。誰も動かず、特別なことは何もない。
ケーキもない、手紙もない。
「普通の日曜日」が過ぎていく中で、胸の奥にぽっかりと穴があいた気がしたといいます。
お母さんは、日々、誰かのために時間とエネルギーを注いでいます。
だからこそ、母の日だけは、少しでも「ねぎらわれたい」という気持ちが湧いても当然です。
「わたしだけ?」じゃない。共感の声があちこちから
SNSや掲示板でも、母の日に何もなかったという声がたくさん見受けられます。
・「朝起きたらいつも通りの部屋。プレゼントもないし、ありがとうもなし」
・「普通に家事して、買い出しも行って、疲れただけの母の日でした」
・「子どもたちはスマホばっかり。ちょっとくらい構ってほしかった…」
みんな、寂しいけれど口には出せないんです。
だって「見返りを求めてる」と思われたくないから。
でも本当は、「ありがとう」のひとことがあれば、それだけで元気になれたはずなんですよね。
お母さんが自分をねぎらってもいい日
もし、今日なにもなくて落ち込んでいるのなら。
ぜひ、自分で自分を甘やかしてあげてください。
ちょっといいお菓子を買ってきたり、好きなドラマを一気見したり。
「誰かのため」じゃなくて、「わたしのために」時間を使う。
それだけで、心は少しずつほぐれていきます。
まとめ:あなたは充分にがんばっています
母の日に、何もなかった。
それは悲しいことだけど、あなたが「愛されていない」わけじゃありません。
家族が忘れていたとしても、軽く見ているわけではないと信じましょう。
でも、その「寂しかった」気持ちは大切にしていいんです。
この記事を読んでくださっているあなたに、心から「お疲れさま」と伝えたいです。
今日くらいは、何もしないでだらだら過ごしてもいい日ですよ。