2024年、日本の若き数学者・山下真由子(やました まゆこ)さんが、世界的な賞「マリアム・ミルザハニ・ニューフロンティア賞」を受賞し話題となりました。
「23歳で京大助教って本当?」
「通信制高校から東大ってすごすぎる!」
「彼女の研究って何がすごいの?」
この記事では、数学界のニュースター・山下真由子さんの経歴・受賞歴・研究内容をわかりやすく紹介していきます。
目次
▼ 山下真由子さんのプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 山下 真由子(やました まゆこ) |
生年 | 1995年 |
出身地 | 東京都 |
職業 | 数学者、京都大学 准教授(数学教室) |
専門分野 | 微分コホモロジー、代数トポロジー、量子場理論など |
所属機関(2025年〜予定) | カナダ・ペリメーター理論物理学研究所 |
▼ 学歴・飛び級の衝撃経歴
山下さんのすごさは、並外れた学歴とキャリアスピードにあります。
- 桜蔭中学に入学(超名門女子校)
- 都立新宿山吹高校(通信制)へ転校・卒業
- 東大 理科一類に進学
- 東大 工学部 計数工学科へ進級
- 大学3年で中退・東大大学院に飛び級進学(数理科学研究科)
- 修士→博士課程進学も、わずか5か月で博士課程を中退
- 23歳で京都大学・数理解析研究所の助教に就任
- 後に博士号(数理科学)取得
- 2023年、京大・理学部数学教室の准教授に昇進
通信制高校から東大→大学院に飛び級→博士中退→23歳で京大助教
まさに“異才”の連続。
▼ 数学オリンピックでも実力証明
- 🥈 2013年:高校生時代、国際数学オリンピックで銀メダルを獲得
→ この頃から数学界では“天才女子”として注目されていました。
▼ 主な受賞歴
年 | 受賞内容 |
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2021年 | 日本数学会賞・建部賢弘奨励賞 |
2022年 | 第1回 羽ばたく女性研究者賞(マリア・キュリー賞)最優秀賞 |
2023年 | 「アジアの科学者100人」選出(Asian Scientist 100) |
2024年 | マリアム・ミルザハニ・ニューフロンティア賞 受賞(※フィールズ賞と並ぶ若手最高評価) |
▼ どんな研究をしているの?
山下さんの研究は、「数学と物理の境界」を切り拓くもの。
- 微分コホモロジー
- 代数トポロジー
- 指数定理
- 量子場理論(Topological Quantum Field Theory)
特に、「トポロジカル場の理論(TQFT)」の研究で世界的評価を受けており、抽象的な数学で物理現象を説明することに挑んでいます。
▼ 自信がない中でも、研究を続けた
山下さんはメディアのインタビューで、こんな言葉を残しています。
「自信のない性格で、迷いの連続。でも、数学の抽象化は、混乱をスッキリさせてくれる。」
── 才能だけでなく、諦めず思考を続ける力が、彼女の強さなのです。
▼ まとめ:山下真由子さんは、今後の数学・物理界を担う日本の至宝
- 通信制高校から東大飛び級、23歳で京大助教に
- 数学×物理の融合領域で国際的研究を展開
- 若くして複数の国際賞を受賞、今後は世界の舞台へ
🧠「数学の世界に、こんな日本人女性がいたなんて!」
そう驚く人も多いはずです。