「猫ちゃんをうっかり踏んでしまった…」
そんな出来事があったら、心配でたまらないですよね。特に、踏んだ直後に聞いたことのない声で泣いた、近づくと怯えて逃げてしまう…そんな状態なら、怪我も心の傷も心配です。
今回は、「猫を踏んでしまった後、どう対応すればいいのか」「骨折などの可能性は?」「どうすれば信頼を回復できるか」について、獣医師監修サイトや動物愛護センターの情報をもとに、わかりやすく解説します。
目次
まずは落ち着いて。猫の様子を観察しよう
踏んでしまった直後、猫ちゃんが叫び声を上げたとのこと。それは一時的な痛みによる反応かもしれません。ただし、次のような骨折や内臓損傷の兆候がある場合は、早急に動物病院の受診が必要です。
✅ 観察ポイント
- 歩き方がおかしい(スキップするような歩き方、足を地面につけない)
- トイレに行かない、排泄ができない
- 食欲がない
- 触ろうとすると強く拒否する
- 呼吸が荒い・口を開けて呼吸する
- 腫れている部位がある
➡ ひとつでも当てはまれば、必ず動物病院へ!
触らせてくれない…でも追いかけるのはNG
猫が怯えて逃げているのは、「痛み」以上に、「突然の驚き」や「恐怖」が残っている可能性があります。今は距離を置くことが最善の優しさです。
猫が落ち着くまでの対処
- 静かな部屋でそっとしておく
- 目を合わせない(威圧感を避ける)
- 匂いのついたブランケットなど、安心できるものをそばに置く
- ご飯やおやつを少し離れた場所に置いておく(食べに来るか確認)
➡「追いかけると信頼がより崩れてしまう」というのは、その通りです。自分から近寄ってくれるのを待ちましょう。
どうしても様子が見たい時の工夫
近づけない場合でも、遠くから猫の行動をチェックできます。
- スマホでそっと動画を撮る(歩き方や座り方がわかる)
- 静かにおもちゃを転がしてみて、反応をうかがう
- カメラ付き給餌機やペットカメラを活用する
動画を撮っておけば、動物病院での相談時にも役立ちます。
信頼回復のためにできること
猫はとても繊細な生き物ですが、時間をかければまた心を開いてくれます。
- 無理に撫でようとせず、優しく名前を呼ぶだけでOK
- 少しずつ、視界に入る位置で過ごす
- 自分から近づいてきた時は、すぐに手を出さず「ありがとう」と思って見守る
➡ 猫にとって「追われない安心感」が何より大切です。
まとめ
猫ちゃんを踏んでしまったあとは、身体の異変と心の傷、両方への配慮が必要です。
本日のポイント
- 猫が怯えているときは無理に近づかない
- 歩き方や呼吸に異常があるなら動物病院へ
- 少しずつ信頼を回復する姿勢を
あなたが「申し訳ない」「心配だ」と思っている気持ちは、必ず猫ちゃんにも伝わります。大切なのは、焦らず見守ることです。どうか猫ちゃんの回復を祈っています。